二足歩行するニホンザル

【高崎山自然動物園】

つい数日前、「9歳で大分市の高崎山自然動物園B群のボスザルに就いた「ベンツ」が23年後、816頭いるC群のボスになった。」というニュースを見て思いだしたlことがあります。

そういや1月23日に何年ぶりだろうか、高崎山に行ったんでした。
日記をアップしようと写真まで準備していたのに忘れていた始末。この日どんなことがあったかはもうほとんど憶えていないけど、せっかくなので写真だけでも、ねー。

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この表示も今や過去のものってことかー。
そうそう、ベンツは「B群ボス就任後、C群の雌にほれ、90年に移籍。群れの猿に規律を守らせようと厳しく接することもあるが、群れを守る意識は強い。」だって。五月蝿いよ、群れ捨てたクセに(笑)

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入口。寒々しい色味だけど、実際寒かった。

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動物園と名を冠しているけど、いるのはニホンザルだけ。しかも野生を餌付けしているだけです。
だからサルがいる広場へ向かう際も、サルがウロウロしています。正直、ちょっと恐い。
しかも広場とは万寿寺別院という寺の境内。境内で餌付けして動物園になっているって、ムチャクチャやわ。

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動物ってどれもそうだけど、サルって僕らヒトの形に近いからよりショック。
なんだこの身体能力は。

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そんなサルに畏怖も何もなく突っ込む息子(1歳)を止めるのでわたわたしてました。
はしゃいで走り回る。サルになんかしたらどうしよう。と思ったら、サルは結構鷹揚としてるんでうよ。
たぶん、「おまえ如きがこの身に触れることはできねーぜ」ってことでしょう。要は舐められてんのな。

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エサやり。サルが波のように一斉に動くのが気持ち悪い(笑)

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ニホンザルといえば、こういう毛づくろいを見るとほっこりしますよね。
たとえフケやシラミの卵を取ったりして(ときには食って)いるとしても。

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親子がぎゅーってするのもいつまでも見たくなる。

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このあと乳首ヒッパル。
ちなみに赤ん坊がよくヒッパルほうの乳首が長くなるそうです。
てことは、やっぱ乳首が長いサルってのは子育て経験が豊富ってことやろか。
(写真の雰囲気が違うのはケータイで撮ったからだ。)

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これは2足歩行するサル・サヤカ。僕は知らなかったけど、比較的有名なサルらしい。
サヤカは、母親の胎内でへその緒が両腕に絡みついてそのまま成長したため、生まれながらに両腕が使えないそうです。
ニホンザルって基本4足歩行だし、別に平地に住んでいるわけじゃないよね。でも2足で他のサルと同様の生活をしている。この対応力ってとんでもない。動物の地力って底が知れない。

ところで、自然下ではお荷物になっちゃうだろうこの個体が、なんで仲間から排除されなかったんやろか。
血統かな、ボスの近親者とか? あるいは、餌付け下ゆえエサに困らないから、群れにも余裕があるとか? 知りたーい。
あ、今はボスって言わないのか。αオス?

で、このサヤカは子どもを生んで、ただいま子育て中だそうです。
ニホンザルは学習型の動物です。自分が施されたことができる動物だそうです。逆を言うと施されなければできない。
サヤカがしっかり子育てしているということは、彼女自身が母親からしっかり子育てされたってことです。
ルールが受け継がれる。あたりまえのことなんだけど、なんだかすごい驚きと感動を覚えちゃう。

そしてもうひとつ。
たぶん学習型だから、2足でも子育てができるんです。サルの子育てが本能によるものだったら、サヤカは子育てができない気がします。
本能型は何をするにも学びは不要だけど、学習型は学ばないとできない。真っ白なノートと同じです。
これは一見欠陥だけど、学びようによってはどうとでもなるってこと。可能性は無限大ってことだ。
余白があるから新しいことを書き込める。工夫ができる。

サヤカは前例のない2足の子育て法を執筆中だ。さあて、僕は何書こう。

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ぷりけつ。


国立公園 高崎山自然動物園 公式サイト
http://www.takasakiyama.jp/

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