おつかれパンダちゃ~ん(・(⊥)・)/

「みんなが知りたい動物園の疑問50 ペンギンの行進はどうやって教えるのか?レッサーパンダはなぜ2本足で立てるのか?」

みんなが知りたい動物園の疑問50 ペンギンの行進はどうやって教えるのか?レッサーパンダはなぜ2本足で立てるのか? (サイエンス・アイ新書 38)みんなが知りたい動物園の疑問50
加藤 由子

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 「リチャードホール」というフジテレビ系列で2004年から2005年にかけて放送されていたコント番組がある。くりぃむしちゅーやおぎやはぎ、劇団ひとりらが出ていたが、番組が終わってからも人気は衰えずDVDは今年も何本も発売された。そのなかで上野動物園の年間パスポートを持っているほど動物好きで有名なアンタッチャブルの柴田英嗣がやってるコントで「パンダP」っての、ご存じだろうか。

 動物好きのテレビプロデューサー通称「パンダP」が、一般的にはまるでウケないが本人は動物ネタがいちばん数字がとれると思っているため、動物コントをスタッフに強要する。その元ネタとなる動物うんちくを語り、それを聞いて笑ったスタッフに動物コントをつくらせるというコントだ。これが実際、意外なほど博学なうんちく内容なんだが、柴田英嗣の動物好きからくる高テンションと着眼点とツッコミが、動物への興味の有無を問わずおもしろくってしょうがない。実際、「リチャードホール」のファンが選ぶランキングではこの「パンダP」が数々のコントを押さえてなんと第1位になってしまった。やはり動物は数字を持っているってことだ。違うけど。

 そこで今回紹介したいのが動物園うんちく本だ。

 動物うんちく本ではない。動物の生態のふしぎでなくって、動物園のふしぎについて教えてくれる本だ。つまり「大きな動物はどうやって運ぶの?」「休園日に飼育係はなにをしているの?」「動物は檻に入れられて、外に出たいと思わないの?」というような疑問を解決してくれる。
 いや待て。私はこれまで、そもそも動物園についてなにか疑問を持ったことがあったか。私はたぶん晴れの日のしかも昼間の動物園しかしらない。そして自分が見た一部の光景を動物園のすべてと思って、疑問を抱いたことなどない。動物園で動物が寝ていたら残念に思うだけだ。なぜ寝てるのかなんて考えない。檻の奥をウロウロしていたら「エサを待っている」と決定。動かない動物はサービス精神のないつまんないヤツ決定。動物にどんなすてきなサムシングを求めているのか。笑いか。いや感動だな、動物って癒されるよねー。
 この本は3万人のWebリサーチで集めた動物園の疑問に答えているということだ。世の中の人はいろんなことを考えて生きているのな。立派だなあ。


 筆者は言うには「動物園は最高の“図鑑”」だそうだ。家にある図鑑では調べられないことがわかると言う。そして「調べることがなくても、この“図鑑”は見ているだけで楽しい。調べたいことがないのに“買う”図鑑として入園料を考えると、ダントツに安い」そうだ。たとえば「ゾウのオシッコをする格好」「それに雌雄で違いはあるのか」とか。たしかにそんなの図鑑じゃまず書いていない。でも動物園に丸1日いればたぶんわかる。さらに肉食動物と草食動物の寝姿の比較や、時間や天気を変えていったときのそれぞれの動きの違いとか、楽しみは無限だよ。先ほど言った「動かない」動物だって実はこれまで1分も見つめず判断していたことに気付いた。ニコニコ動画見ているときの自分が、どれほどのあいだ画面見つめたまま静止状態なのか考えたことがあるか。1分くらい動かないのはよくあるだろうさ。


 この本にはそういう楽しみのヒントがいっぱいだ。感情でなく理性で見る楽しみ方だ。テレビドラマの劇場版映画見るときは、ドラマも見てたほうが、つまり周辺知識あったほうが数倍楽しいよってのとおなじ。動物園へのツッコミマニュアルだな。そういう本。

 日本はどこに住んでてもだいたい近くに動物園がある。みんな行ったら良いよ。
 動物は見ててホント飽きないから。ヒールの高い靴で来てるつがいのホモ・サピエンスとかホントおもしろいから。動物に一瞥もくれずにふたり歩いてるだけだから。なにしに来てんだっつーの。ふーたりのためーせーかいはあるのーってやかましいわっ。今日はここまで。(柴田風)


パンダPネタの一例
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-642.html
アンタッチャブル柴田英嗣の平穏な僕(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/yakamashii/
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