虫を科学する動物園

【多摩動物公園】

いやあ多摩動物公園って本当に広いんです。山歩きのつもりで行ったほうがいいほどの広さ。
だからまだまだ紹介することがある。というわけで、前回の続きです。


さて、多摩のウリといえば、オランウータンとコアラだと思う。
インターネットで検索しても、テレビの露出でもまずこの2動物がフィーチャーされる。
運動場などの設備や、園内でのPOPも、他の動物より立派だもんね。

逆に、その他の動物の展示は、未完成感が強く物足りない。
コアラやオランウータンの展示が、動物本来の姿を見せるいわゆる「行動展示」形式だから、相対的にそれ以外のものが弱く思えるのだ。
もちろん多摩の場合、圧倒的な敷地面積のため、一頭あたりの平均スペースがバカに広い。このことが「物足りなさ」を覆い隠すんだけどね。貧粗と思う前に「デカッ!」と思う。実際動物を見ていると、動物はみんなゆったりスペースで優雅に過ごしているように見える。

「アリからゾウまで 出会えるところ TAMA ZOO」

これが2008年に50周年を迎えた多摩のキャッチコピーだ。多種多様な生物に出会えるという意味だと思う。
事実、園内は自然公園というか、むしろ山のよう。山の中に動物がポツリポツリといるというくらい広大な自然公園で、足下見たら確かにキャッチフレーズの通り、いろんなアリやらバッタやらの虫がいる。

ああ、そういうことか。飼育、管理している動物だけが展示じゃないのだな。道端の草花や足下の虫さえも展示なのだ。
だから道の脇の茂みや、動物の展示用の柵なんかも注意してみる。

写真

するとトカゲがフンをするところにも出会う。
このまま固まったかと思ったら、フンをぴゅっと真後ろに放出する。
そのまま、シッポもこのまま、前へ数歩前進する。
その後やっとシッポを直線に戻して走り去る。
齢30を超えて初めて知る驚愕の事実。確かにコレならシッポは汚れねえ。

「アリからゾウまで 出会えるところ TAMA ZOO」、つまりそゆこと。



もちろん、キャッチフレーズに謳うからには、「道端の虫を勝手に見てよ、それも展示だから。」という投げやりな態度ではなく、きちんとした虫(昆虫からクモ、ムカデも含む)の展示施設も備わっています。
いやあ、これが異常に力が入っている。

「昆虫館」というものがあるのだけど、これが建物2つあるうえに、それぞれけっこうデカイ。この昆虫館だけで独立できるほどの立派さだ。動物園なのに。
もちろん建物が立派なだけではなく、内容も充実度している。

ロボットを使用してムシの身体の構造を明らかにする。
まずここで少年達の目が輝く。
ガキの頃は確かにアナログよりデジタル、機械に憧れる。
その後、実際の動物を提供する。
機械でテンションが上がったガキどもは、機械と同じムシの動きに声を上げる。
ムシ、すげえ!

実際、私もここに来て、虫への興味がさらに増した。
以来、毎日道端で見かける虫がおもしろくってしょうがない。
特に虫の行動が活発な夏は、道を歩いてても前に進めないほどだ。
いやあ、世の中ってこんなに虫がいたんですね。



多摩の最後に訪れたチョウの館(勝手に命名)は圧巻である。
美しい緑の中を乱舞する、さまざまなチョウたち。


ここは天国かと思った。ひらひらのどか。


多摩動物公園、たぶん僕が死ぬ間際振り返ったとき、僕の人生における重要なポイントとして思い出されるに違いない。
その広大なスペースもそうだが、なにより虫だ。虫ってこんなにおもしろいのか!!


多摩動物公園公式サイト - 東京ズーネット
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/


ちなみに下記リンクは嫁ブログ。多摩動物公園編。
多いな。夫婦揃ってやり過ぎである。

多摩①(マレーバク、モグラ 他)
http://salasalasalala.blog108.fc2.com/blog-entry-10.html

多摩②(サイ、シフゾウ、シロヒョウ、オランウータン 他)
http://salasalasalala.blog108.fc2.com/blog-entry-11.html

多摩③(トラ、コアラ、チンパンジー 他)
http://salasalasalala.blog108.fc2.com/blog-entry-12.html

多摩④(キリン・シマウマ他多数の絶句ゾーン、ライオン、アフリカゾウ)
http://salasalasalala.blog108.fc2.com/blog-entry-13.html

多摩⑤(昆虫 他)
http://salasalasalala.blog108.fc2.com/blog-entry-14.html
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