ヒトを人たらしめるもの

人間はいつから瓶のふたを開け閉めできるようになるのかしらん。

押すとか引くとか叩くとか引っかけるとかは、生後わりかしすぐできたと思う。
月齢10ヶ月の息子は、指が個別に動くことはまだないけれど、掴むことはもうできる。
でも瓶のふたを開け閉めはまだぜんぜんできない。

で、ふと思った。
この回転を生活に取り入れた生き物って、実はあんまりないんじゃないのか。

回転すると何が起こるっけ。
締める。緩める。もぐる。いなす。

ヘビが獲物を締め付けたり、それをほどこうとする動物が回転することはある。
コークスクリューパンチ的に、獲物に噛みついたあと、回転を加えて引きちぎる動物なんてのも、まあいそうだ。知らないけど。
サカナなんてのも回りながら泳ぐのもいてもおかしかない。

いずれにしても、それは確実に望む結果をもたらす、極めて効率的な動きということだ。
つまり、自然界で「回転する」という動きは、最終兵器的な要素があるんですね。だから生き死にに関わる一大事でしか使わないようです。

そして人間だけがその最終兵器を、日常のなんでもないシーンに取り入れることに成功しました。たとえば瓶のフタってことです。

だから、いわゆる動物と僕たちヒトの違いって、たぶん手首をぐるぐるできるかできないかの差でしかない。
それがどうしたって? どうしたんでしょうね。


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