2019-01-14 (Mon) 00:09 ✎
『クマよ (たくさんのふしぎ傑作集) 』(星野道夫/著,・写真 福音館書店)を初めて読んだときの衝撃は、今この記事を書くために読みなおしたときも色褪せてませんでした。
とにかく美しくて美しくて美しい自然の写真は、文字どおり息を呑み絶句、します(今も)。
でもなにより、作者の写真家、故・星野道夫さんの言葉が美しいのです。
自分も他人も動物も木々もすべてが自分でもあり他人でもあり…なんだかもうソクラテスプラトンの域ですよ。
大学で西洋哲学を聞きかじった程度の僕ですが、自然や命と真摯に向き合うことの重要性を痛感しました。いま西洋哲学って言いましたけど、東洋思想でも(子供時分に拳法をしていたときにその先生とかが)同じこと言ってたような気がします。…ってなんて難しい絵本なんだよ!?
いえ。ご安心ください。
長男はこの本に初めてであった4歳のころから、目を爛々と輝かせて見入っていました。
クマすごい、地球すごい、きれーっ(=美しい)!!つって。
一生本棚に並べときたい一冊ですね。
よくわからない? いや読めばわかりますってば。動物好き必携。あと子持ちも必携。
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[Tag] * 子育て
最終更新日 : 2019-01-16