駅から徒歩2分、人妻の愛した水族館

【エプソン品川アクアスタジアム】 →東京北海道~動物巡りまとめ日記もどうぞ

結果として妻は半年の間に3回も訪れたことになる。
彼女はフルタイムでは働き、幼児を抱えた母親である。暇ではない。なにより彼女の住まいは北九州市(福岡県)なのだ。

1度目は会社の出張の際、夜遊ぶ場所を探していてぶらりと入ったそうだ。
2度目は家族旅行で。
3度目は友人の結婚式で上京した際に。

彼女を惹きつけたものはなんだったのか。てか人妻っておれの妻か。(ごめんなさい)

家族旅行で訪れた際はもちろん僕も一緒だった。
2013年9月16日午前中、東京すみだ水族館を訪れたのにソラマチには立ち寄らなかった。彼女が嬉々として語るその場所を一度見ておきたかったからだ。
エプソン品川アクアスタジアムである。

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エプソン品川アクアスタジアムはJR品川駅から徒歩2分の品川プリンスホテル内にあった。
パンフレットに「エキマエ水族館」とある。なるほど。

館内に一歩入って面食らった。暗い照明の中、幻想的な電飾のメリーゴーランドが回転していたからだ。

そのほか海や宇宙をテーマにした4種のアトラクションをはじめ、松任谷由実が命名したというライブホール“Stellar Ball”(ステラボール)、熱帯魚が泳ぐ水槽を眺めながら食事ができるレストランやカフェなどを併設していた。

水族館と思っていたがそうではない。屋内型エンターテイメント施設だった。
ただしメインはやはり水族館だ。“アクア”スタジアムやもの。
エスカレーターで2階へ上がる。さあ行こう。

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・・・絶句! 言葉を失うとはこういうことか。

饒舌で小理屈をこね回すのが好きな僕の口から出てくるのは「・・ああ」だの「ぅわああ・・・」だのの意味をなさない音か、もしくはごくりと唾を飲む音だけ。

長さ20mのトンネル型水槽、その上に横たわる巨大な何か。
成長すると7mにもなるというグリーンソーフィッシュだ。

さらに世界唯一の展示であるノコギリエイの仲間ドワーフソーフィッシュ、東日本初登場のナンヨウマンタなどが悠々と飛んでいる。いずれも2mを超える巨大サイズだ。
ほかにも6種類のエイの仲間やサメ、熱帯の魚達が頭上を舞う。

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フサギンポ(写真上)、トラザメ(同下左)、カクレクマノミ。

エプソン品川(この略称ないと思うけど)ははっきり言って狭い。
しかし水槽のテーマを並べると実に多彩だ。

「深海の生きものたち」
「釧路の海 ~栄養豊富な海~」
「東京湾~最も身近な海~」
「八丈島の海 ~黒潮の通り道~」
「サメたちが舞うサンゴ礁の海」
「マングローブからサンゴの海」

深海から浅瀬、冷たい海から温かい海、東京湾からマングローブまで、世界を旅することができる。
展示も魚、カニ、イソギンチャク、サンゴ、貝と多岐にわたる。

なお公式サイトによると、同園の海水は八丈島周辺から持ってきているという。世界でも最大級の潮流「黒潮」が流れており、とても綺麗な水だとか。

さて生き物はほかに実はペンギンもいる。しかもオウサマ、イワトビ、ケープ、ジェンツーと、なんと4種も!
アシカも2種(カリフォルニアアシカ、ミナミアメリカオットセイ)いて、イルカの仲間は3種(バンドウイルカ、カマイルカ、オキゴンドウ(クジラ))だ。

エプソン品川のテーマはまさに「東京」かもしれない。TOKYO、すなわち世界がここにある。

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アシカ達のパフォーマンスはとても楽しい。
ショートコント形式で、しかも観客巻き込み型である。393席の会場が沸きに沸く。
サムくない。普通にフイタわwww

動物の能力を見世物ではなく、野性の能力そのものとして伝えるべきではないか。と思わなくもない。
でも面白いんだもの。息子(4歳)の目も爛々と輝いていたし、人情として支持したくなる。
ここのアシカ達と友達になりたくなった。

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アシカ達のパフォーマンスがコミカルなのは、次に紹介するイルカのパフォーマンスと差別化するためだろうか。
そこはまさに巨大なスタジアムだ。円形コロシアムか。直径約25m、水深約5m、客席1,350席。
このような形のショープールってほかにあるのか。360度すべてが正面だ。パフォーマーも気が抜けないw

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内容は圧巻!の一言である。
海から離れた水族館で、これほど大量のイルカたち(このときは5頭)の同時パフォーマンスを見ることができるとは。写真は1頭だけどw

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それだけではない。人間達のパフォーマンスも尋常ではない。

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おまけにビールを飲みながら鑑賞できるんだよー。(売店あり)

そう、お酒が売っているのだ。エプソン品川は大人のための水族館でもあるのだ。
同館は勤め帰りにも立ち寄れることがウリだ。日曜祝日は午後9時まで、それ以外は午後10時まで営業している。妻が出張で立ち寄れたのもそういうことだった。

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実は海中トンネルではLED照明を時間の変化により色を変え、昼、夕暮れ、夜のそれぞれの海を演出しているという。
妻によると、昼夜のイルカパフォーマンスもあきらかに雰囲気が異なるそうだ。

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ネットで検索して情報を探すと、確かに(とくに2005年開館しばらくは)大人の水族館という印象が強い。
しかし今は変わってきたのではないか。
蓋のない水槽、低い位置にある水底、クイズ形式などのキャプションなど、子どもが興味をもつ要素がたくさんなのだ。

イルカのトレーナー体験ができたり、イルカやアシカ達にタッチしたりすることもできる。
意思の疎通は図れたという不思議や、その体は意外と温かいという驚きは、その後の人生の財産となる。もちろんその際には上から目線にならないような大人の道標が大切だ。

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家族で何度も訪れたい、行くほどに魚と海が好きになりそうだ。


エプソン品川アクアスタジアム 公式サイト
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/

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