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【東京すみだ水族館】 →東京北海道~動物巡りまとめ日記もどうぞ

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東京スカイツリーの足下に水族館があるなんてオシャレすぎ。
デートで使ったらイチコロでしょ。確かめに行きました。2013年9月16日のこと。

すみだ水族館はスカイツリーと同じ2012年5月22日に開業した。
東京スカイツリータウン・ソラマチの5階・6階を占めるが、水族館としては決して広くはない。
でも、面積と満足度に相関関係はないんだよね。

入館料は大人ひとり2,000円。広さを考えたら正直言って割高感はある。
5階と6階は吹き抜けになっていた。館内は見通しがよく端まで見える。
館内を一本道でくねくね歩かせれば、もっとずっと広く感じるつくりにもできたはずだ。
館内の装飾やPOPは洗練されてスマートだ。でもそれゆえに雑然さがうむ凝視や探し見るということを要請しない。
割高感の原因のひとつは、一見するだけでわかった気になっちゃうことだ。入館後早い段階で「わかった=もう見るべきことはない」って思ってしまう。
もちろんそれは錯覚だ。すみだの懐は深い。ご安心を。

入口ではスタッフが丁寧かつテンション高めでご案内。博物館スタッフというよりイベントスタッフのようだ。
館内でのイベントでも飼育員の口調がハキハキと抑揚豊かで、ちょっと圧倒されたしw 研修してんの?

入館するとまずは暗くて狭くて青い照明がイイ雰囲気。最初の展示まで階段を一歩一歩登るのと合わせて気持ちも上る。

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階段を上りきると「ネイチャーアクアリウム」だ。期待はしていたが、なるほど・・・これは美しい。
手がけたのはアクアデザインアマノ、自然界の水景をあたかも切り取ったように再現するネイチャーアクアリウムの提唱者であり、頂点だ。(らしい)
青々とした水草は単に美観のためのものではない。水槽内の水草、微生物、サカナは相互に関係し合い、小さな生態系が構築されているという。もちろん水草は時間とともに成長し景観は変化する。マジですか。
ヤラセや作り物じゃないという驚きは、見る者をいつもよりちょっと真剣にさせるよね。

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奥に進むとクラゲの展示だ。こちらも照明が美しい。
すぐ隣の研究室のようなスペースで白衣の人物が何かの作業をしている。クラゲを飼育しているアクアラボだ。
クラゲの各成長段階の展示のほか、水槽の水交換などの裏方作業を目の前でガイド付きで実施してくれる。
「水交換の際にはクラゲをこのスプーンですくいまーす」 アナログ!wwwww
ラボは館内にぜんぶで5カ所あるとか。ハマル。

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後ろを振り返ると小さな水槽がアパートの窓のように並んでいる。
各水槽内には水生生物が一種ずついる。キャプションはシンプルだ。生き物の名前と特徴を一言で言い表したコメントだけ。唸った。
キャプションが水槽内にあるという視認性の高さとオシャレの両立も素晴らしいが、なによりコメントが秀逸。

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「ザラザラ肌の高級魚。~皮がべりっとはぎ取れるのでカワハギです。」
「優雅なる毒魚。~背ビレのトゲに毒があります。」
「針、千本ない。~平均で360本程度です。」
「イクメン。~オスのお腹で子育てします。」
「一枚のウロコ。~体全体を一枚のウロコが包んでいます。」
「ピカッと光る!~赤い部分に注目して下さい。」
「表情豊か♡~派手に見えますが擬態の達人。」 などなど。

あえて情報をそぎ落としてキャラ立てする。テレビなどメディアでは当たり前の手法なんですけど、実際はなかなかできねえです。すごい。


ここまで一本道、しかしこれ以降不意に広大な空間が広がる。しかも吹き抜けになっている上の階(6階)のほうに出る。
突然広がる広大な空間のインパクトはなかなかだ。

右を見たら東京大水槽。小笠原村の協力により再現したという世界自然遺産である小笠原諸島の海を堪能できる。
約1,000km離れた海だけど、東京の海だよね。

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シロワニ(サメ)はやっぱり目立つ。開館前に納品が間に合わないかもと危惧されたらしいが、この存在感は確かに必要だよ。また見たくなるもの。
シロワニは水槽の上のほうを泳いでることが多いようだ。6階からのほうが見やすい。

左を見ると眼下にペンギン大水槽が見える。が、その前に正面を見ると4つのスクエア型の水槽がある。
360度全方向から美しいサンゴ礁とカラフルな生き物達を鑑賞できる。しかし美しい水槽ですよ。

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ここの見どころはチンアナゴとニシキアナゴ。いや僕の見どころね。好きなのでね。
スカイツリーの高さにちなんで634匹いるというwwwww

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実はこの日、僕はチンアナゴが泳いでいるところを初めて実際に見た。
臆病な魚なのでかなり珍しい事態だと思うのだけど・・・周りみんな無関心である。え、なに、すみだではよくあるの?w
動画もちょっとだけ撮った。



ところで、スクエア水槽のいちばんのポイントって、実は水槽を挟んで魚を真剣に見る子どもや恋人の写真を撮れることかもしれない。人かよ。

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眼下に広がっていたマゼランペンギンとイナミアメリカオットセイのいる水槽は、すみだの目玉なのだろう。
水量約350トン。国内最大級の屋内開放のプール型水槽だそうだ。
生臭さが少ない。不思議だ。見た目も清潔である。
すぐ隣でペンギンを見ながらスイーツやお酒を楽しめるカフェが営業しているから、清潔感第一は当然だ。しかしどうやって清潔感を保っているのか。

放水や水に浸かってのアクリル拭き掃除などスタッフが定期的に清掃してたが、水の濁りや臭いの問題は解消しないだろう。ごめん、なんでかわかんない。

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なお清掃中のスタッフは来場者とやりとりをすることも多い。裏方作業の可視化を上手に行うとファンは増える。
当然エサやりもイベント化してる。ペンギンもオットセイも個体名を呼びながら、スタッフが連携して均等にエサを与える姿を見せる。
面白いのはこのときも来場者とやりとりしていることだ。
個人的なおつきあいの積み重ねが好感度を育み、リピーターを生む。気がする。

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僕は滞在時間が短かったので確認できなかったけれど、ペンギンたちの水槽はLED照明を使用し、1日の時間の変化を演出するという。昼は自然光に近い照明で元気な姿を、夜は薄暗い照明で寝ている姿のペンギン、オットセイが観察できるとか。

動物達の負担をいかに減らすか、屋内でできる最大限のことを考えているのだろうか。それと同時に狭い展示空間でひとつの展示をいかに多様に見せるかというねらいもあるのだろう。

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多様さにはこんな演出もある。
離れて見るとペンギンがペンギン水槽を覗いているように見えたりする。

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解説POPも一筋縄ではいかない。
「特徴が非情に良く描かれている」・・・葛飾北斎に上から目線wwwww

すみだの後半は自由動線である。ルートがない。
まっすぐ歩けばすぐに見終わることもできるし、探検家になれば様々な発見がある。
本当はまだまだ言い足りない。なによりオットセイトンネル(!)にも触れてないんだから。

すみだ水族館、オシャレで知的でちょっと茶目っ気もあって、想像以上に懐の深いヤツだ。


あ・・・デートで使えるかの検証を忘れてた。大丈夫、イチコロよ。(ただしイケメンに限る)


すみだ水族館 公式サイト
http://www.sumida-aquarium.com/‎

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