モテるための水族館

【九十九島水族館・海きらら】

天気は西から変わっていくというから、台風17号が迫ってきたその日、僕は西へ向かいました。

北九州市(福岡県)の自宅を車で出発して高速道路に入り、特に行き先も決めぬまま空が明るい向こうの山の麓を目指して約3時間後、僕は佐世保市(長崎県)へ到着していました。
目の前には「九十九島水族館・海きらら」。昨年9月以来、通算2回目の来館です。
そういえば1回目のときも台風が来たからと太陽を求めて西へ向かったのでしたっけ。で着いたのは屋内施設。天気関係ないし。

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海きららは2009年にリニューアルオープンをしたばかりの水族館です。
海きららを含む一帯は「西海パールシーリゾート」と呼ばれ、海上施設や飲食店、土産物店がある複合施設となっています。とくに海上施設はカヤック体験ができたり、50分間の遊覧船クルージングができたりと人気が高い。
遊覧船には僕もむかし乗ったことがあり、確かにオススメです。
九十九島の名の通り無数にある島々の間を縫うようにして船が進むのですが、大海原を旅するのと違い風景がめまぐるしく変わるのです。まったく飽きません。

海きららってそんな華々しい海上施設の影に隠れている気がします。「旅行に行ってわざわざ水族館もねえ・・・」みたいな。
僕も去年までそう思っていました。オロカやったー。

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入口はクールオシャレ。
寒色を基調としてスマートに仕上げながらも、暖色の照明やすらっとしたゴシック体を用いた館内サイン(掲示)のおかげで全体的に優しい仕上がりです。
どんな雰囲気かは久しぶりに動画を撮ったのでそちらでご覧ください。


いや禍々しいアカマンジュウガニを撮りたかっただけなんですけどね。


あまり大きな建物ではないですが、動物をやたら身近に感じるのが海きららです。

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ウツボやゴンズイ、ヒトデ、あとなんかいろいろいる水槽にこんなに近づける!
ハード的な「つくり」もだけど、水槽にアゴを乗せられるくらい清潔感があるのがスゴイんです。
乗せてたのは僕の妻子だけですけど。

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大水槽の見所はイワシのエサやり。
通常は群れで渦巻いていますけど、ひとたびエサを入れるとエサに群がって隊列が乱れます。その乱舞が壮観です。あと群れからはぐれたイワシがエイに喰われちゃう。うわー食物連鎖w

通常水族館にいるイワシはカタクチイワシという種類だそうです。7万匹2万円ナリ。1匹あたり約3円。
でも海きららにいるのはマイワシ。5万匹70万円ナリー。1匹あたり14円。カタクチの4倍の価値!
うおーチョー高級やん!と思ったら、スタッフさん「カタクチイワシは毎週2万匹以上追加しないといけないんですよ。小さいから食べやすくって。アハハー」だって。ひとりひとりは安いぶん合計金額で勝負です!つって、切ねーw

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イルカプールも狭い。でも狭さを活かした観客との一体感がタマランのです。

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みんなで手を挙げてー、ハイ! とサインを出せばイルカがジャンプするとかアツイ!!
他にも観客へのイルカの水かけが容赦ないうえに逃げ場がないとかも鬼すぎていい感じ。
もちろんまったく水がかからない場所はありますが、この方向にいたらほぼ最上段の席まで濡れるとか狭さ活かしすぎワロタw

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ショーが終わったあと、イルカがプールの壁にボールぶつけてひとりキャッチボールをしていました。
それを見ているお客さんに突然パスしたりします。身近や。
ちなみにパスの弾道は壁にぶつけるときより緩やかです。身内のような優しさや。

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海きららはクラゲの展示に力が入っています。
プラネタリウムのようなドームの中で幻想的な展示が行われています。
映画「ディープ・ブルー」(2003)に出てきたような、七色に発光する(ように見える)クラゲもいます。

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夢見がちなだけでもなく、研究設備も「展示」されています。
展示というか中でスタッフがいろいろ動いていましたけどね、リアルー。
じじつ、1年前には名前も決まっていないような新種がいました。このたびきちんと「ホシヤスジクラゲ」と命名されていました。
でもまた2012年に発見された新種「ノドナガチョウクラゲモドキ」がいたり、目が離せません。

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海きららは、どこの水族館でも今はそうだと思いますが、地元九十九島の海の生き物を中心に展示が構成されています。だから本当は観光の前に訪れるのがいいですね。ムチャかw
でも観光のあとでも構わないのです。
「さっき見たあの魚ってこれ!?」だとか、「あすこの島辺りにいたのかもしれない」だとか思うだけで、思い出はいっそう彩られます。
なによりあたたかみがあってね、いて気持ちいいのです。

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入場料は大人ひとり1,400円。他の水族館より30%くらい安い。
子連れの家族4人で行っても5,000円未満、恋人2人でも3,000円かからない。
計算してビックリ。ホント安いやんけ。これであの満足ですか。佐世保方面に旅行に行くならぜひご来館を。自分の評価上がるでー。(いやらしい)


九十九島水族館・海きらら 公式サイト
http://www.pearlsea.jp/umikirara/
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