新世界の動物園、とくにカバ

【天王寺動物園】

2012年9月2日~4日まで3日間、妻と息子(3歳)と僕とで家族旅行に行ってきました。
目指すは和歌山、南紀白浜ー!
福岡県北九州市から新幹線で大阪へ。そして特急で和歌山は白浜へ向かうのだ。
でも大阪から白浜まで2時間もかかる。時間勿体ない!!

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じゃあ動物園に立ち寄るか、がおーっ。

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天王寺動物園。天王寺ゲートから入ります。
綺麗な公園を抜けて・・・ちょwww勝手口!?wwwwwwww
地図を見たら新世界ゲートというのがいわゆる正門的なものらしい。

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園内は決して「新しい」わけじゃない。
動物の解説看板は昭和の図鑑のような絵柄(写真左上)だし、動物展示は昔ながらの檻だったり金網だったりコンクリートだったりする。
でも新しい見せ方をしようとする気概は感じられます。
たとえばホッキョクグマ舎(写真右下)はプールのある運動場を斜め下に見るというオーソドックスな形だけど、一部に出窓をつけて真下も見ることができるようにしている。

感じがいいんですよね。
看板は古いし消えかけている(駄目w)けど、しっかり書き込まれています。
ゾウの糞も堆肥として無料配布するなど、面白い取り組みも長年行っているそうです。

なによりいいなと思ったのが空き地の表記。(写真下)
「ここは元シマウマの運動場でした」
これを読んで思い出が鮮やかに甦る来園者がいるでしょう。そんな物語を勝手に想像し天王寺の歴史を味わおうとする来園者(僕)がいる、
動物園とは単に動物を陳列する場ではない。


ところで僕はさっき「新しいわけじゃない」と言った。でも違った。
古いところもある。でも新しいところもたくさんあったのです。

天王寺は「ZOO21計画」と称して、1990年代後半から怒濤の展示改造を行っていました。
古くなった動物舎を生態展示式に建て替えています。そこは看板もオシャレ綺麗やったw

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「アジアの熱帯雨林ゾーン」(2004年開設、以下同じ)
アジアゾウがいます。

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もうマジ密林。来園者が歩く道も熱帯っぽい草木に覆われています。(道が広いので体には触れません。)
そんな草木が鬱蒼と茂った向こうにゾウの巨体が!

新しい展示で注目すべきは足下やと思う。
僕ら来園者が歩く道はもちろん舗装をしています。でもちょっとデコボコなんです。
来園者側にもささやかな「生態展示式」、自然っぽさを提供しているのです。かどうかは知らないが、これがありがたいのは確か。
実は生態展示式の展示って、動物の環境ありきだから、動物を遠目に、しかも周囲をぐるりと歩かされることが多いのです。でもこの道だと疲れにくい。
人間の足は真っ平らなところを歩くようには多分できていない。

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「アフリカサバンナゾーン」には「草食動物エリア」(2000年)と「肉食動物エリア」(2006年)がある。
どちらもひたすら雰囲気がいい。ずっと見ていたくなります。
道中、小さな吊り橋や丸太一本の平均台みたいな橋(ともにちゃんと水の上を渡る)などもあって、子どもも楽しそう。

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驚いたたのがこれ。
南国風の小屋に入ると、水槽がどーん。魚がたくさん泳いでいます。
まさかの魚の展示か。動物園で魚を屋外で真横から見るって結構インパクトあって、面白い取り組みやなと思いました。違うし。

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魚違う、カバやし!!!!! 
驚愕。絶句。大興奮。

「カバ舎」(1997年)にはカバや魚のほか、エジプトガンやアマサギといった鳥もいます。
両者ともカバの皮膚の虫を食べるほか、魚はカバの糞を食べ、鳥は魚を食べる。という共生展示。スゲー!!
実際カバが糞をしたら、待ってましたと魚が群がる!!
もちろん魚だけでは水(450トン)が濁ってしまうので、機械で1日38回も濾過しているそうですが。

カバの顔は見えなかったけど、それがどうした。楽しすぎる。

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バードゲージもよかった。
ちなみに写真左上にちょろっと見える建築中のビルは、地上300m日本一の超高層ビル「あべのハルカス」です。きっと。

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中にはいると、馬鹿馬鹿しいほどに広い!!

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ゲージを出ると風景が自然で憩いすぎる。好きすぎる。

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「ZOO21計画」の最初の成果であろう爬虫類生態館「アイファー」(1995年)も素晴らしかった。名前は意味わかんないけど。
爬虫類のゾーンってどこも入りにくい雰囲気があります。暗い、古い、じめっとしてるとか。
でもここは違う。洗練されている。

いや洗練とかはどうでもいい。「なるほど」がいっぱいあるんです。
「すみ場所のいろいろ」(写真左下)というPOPひとつとっても、動物と外遊びの見方が劇的に変わる可能性をもつ展示です。
「動物園は自然を見る目を育む場」
入口近くのPOPの言葉が印象深かった。

あと入口自動ドアのカエルが!!!!! べろーん。MOE。

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アムールトラ。ウンピョウ。
アメリカアカリス。メガネグマ。
とくに意味はないけどかわいかったのでアップしてみました。
しかしウンピョウって不思議な顔してるね。


16時、白浜行きの特急の時間のためタイムアップ。6時間くらいじゃ足んねー。

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しかし本来の目的は南紀白浜である。大阪は寄り道に過ぎない。
特急「くろしお」号でいざ白浜へ。
メガネグマシートもあったよ!(間違い)

大阪編おわり。南紀白浜編へつづく

天王寺動物園 公式サイト
http://www.jazga.or.jp/tennoji/
天王寺動物園 「なきごえ」(天王寺動物園発行の情報誌)ページ
http://www.jazga.or.jp/tennoji/nakigoe/index.html
や、帰宅後ネットで読んだら面白かったんよ。

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